卒業式で・・・
今日は息子の卒業式でした
子供たちが講堂の入り口に立っているのが
見えた瞬間、涙がポロポロと流れてきて
ビデオを持つ手がプルプルと小刻みに
震えてしまいました。
息子の小学校はマンモス校で
今年度の卒業生は軽く160人を超えていて
卒業証書授与もかなりの時間を要します。
でも、一人一人の顔をじっくり見ながら
「あんなに小さかった○○君が
すっかりスーツの似合う男の子になって!」
とか
「まあ、声変わりして髭もうっすら・・・」
とか
「うちの子が一番かっこいい!!」
とか
色々なことを思いながら
涙も流しながら、見ていました。
もちろん、時間が長いので
あまりよく知らない女の子の順番になると
職業柄でしょうか無意識のうちに
歩き方チェックをしていました。
そこで、気になる現象を発見。
それは・・・・
足を引きずって歩く子が多い!!
ということ。
特に女の子の洋服は
ほとんどの子が「なんちゃって制服」を
来ているので、そうなると
足元はほとんどの子が「ローファー」。
スニーカーと違い、かかとの部分は
堅い素材で出来ているので
引きずって歩くと
「コツっ、コツっ」
「カラっ、カラっ」
と講堂中に響き渡る音を鳴らしながら
歩いているのです。
それに気付いた子はつま先だけで歩くので
「ぬきあし、さしあし、しのびあし~」
みたいな変な歩き方になっていたのです。
まだまだ元気いっぱいの12歳の子供なのに
なぜ、脚を上げて歩かないの???
やはり、子供にも正しい歩き方を
伝えていかないといけないな~と
妙に冷静に考える私でもありましたが
また知っている子の順番が来ると
ハンカチ握りしめながら
「昔、息子が好きだった女の子だ~。
ま、あなたには渡しませんけどね」
と男の子の母に戻る私でありました。